ほんごうタイムズ~基本的生活習慣~
2024年01月09日
今回のほんごうタイムズでは、基本的生活習慣の様子をお伝えします!
子どもの身体の健康な成長と、気持ちのいい生活をするために必要となってくる基本的生活習慣とは、「食事」「排泄」「睡眠」「清潔」「衣服の着脱」のことを指しています。
基本的生活習慣はすぐ身に付くものではなく、毎日の生活の中で繰り返し行っていくことで身に付くものなので、
ほんごうでは毎日の生活が繰り返される中で子ども一人ひとりをよく見ていきながら、自分でできる所はそばで見守り、子どもが難しいと感じている部分を見極めて手伝ったり、一緒に喜んだりしながら自分でできた達成感を味わえるように関わっています。
1つずつ、保育士が関わる部分で心掛けていることをお伝えします。
〇食事
食事の前後はエプロンとお口拭きを自分で机まで持っていきます。
食事の準備や片付けも子ども自身がやることで、「自分でできた!」という達成感に
繋がるようにしています♪
お口拭きを濡らすお手伝いをしてくれました!
保育士がやっている姿を見て、畳みながらお口拭きを並べてくれました♪
「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶は子どもの目を見ながら、
一緒に「いただきます」とするようにしています。
0、1歳児の頃からこの関わりを繰り返していくことで、
2歳児クラスのお友だちは自分で「いただきます」「ごちそうさま」と
挨拶をする子もいます♪
ご飯を食べている時は楽しい雰囲気の中で、
「にんじん入っているね」「これは何かな?」と
食べ物に興味を持てるように話をしたり、
自分でスプーンを持って口まで運ぶことができるように
一口分を乗せておくなどして関わっています。
〇排泄
子どもが気持ちよくトイレで排泄ができるように、トイレは常に綺麗にしておくように
心がけています。
オムツは子ども自身で取り出せるようにしています♪
オムツを替えるときに、「トイレ座ってみる?」と声を掛けたり、
トイレに座って、排泄をしたらトイレットペーパーで拭き、流して手を洗う、
という一連の動作を繰り返し行い、トイレに座る習慣をつけるようにしています。
トイレで排尿ができたときは「シーシー出たね」と一緒に喜んだり、
新しいオムツに替えて「気持ちよくなったね」などの言葉か掛けをして
トイレで排尿をできたことの気持ちよさを味わえるようにしています。
〇清潔
ご飯前、散歩から帰って来たとき、素材遊びで手が汚れたときに
手を洗っています。
子どもと一緒に手を洗いながら、
「ピカピカになったね」と声を掛けながら
綺麗になった気持ちよさを感じられるようにしています。
食事後は手と口をタオルで拭いています。
「お口拭こうか」「おてて拭けるかな?」と声を掛けながら一緒に拭き、
「綺麗になったね」伝えるようにしています。
この関わりを繰り返しているうちに、自分でお口拭きを持ち、
「綺麗になった?」と聞いてくれる姿があります☆
〇衣服の着脱
衣服の着脱では、子ども一人ひとりをよく見ながら、自分でできるところと、手助けが必要なところを見極めながら関わっています。
子どもが自分でできたときは「自分で引っ張ってはけたね!」と一緒に喜んだり、
「ここ持って引っ張れるかな?」と引っ張る場所を伝えながら関わっています。
子どものことをよく見て、難しいと感じているところを見極めたり、
さりげなく手伝いをしたりして、
「自分でできた!」という達成感を味わえるようにしています。
〇睡眠
睡眠前は着替えをした後、絵本を持って行ったり、
入眠前はおままごとをする子、
ブロックで遊んでから眠る子など子どもによって様々です。
布団を自分でベッドに敷く姿もありました☆
保育士と絵本を読んだり、お気に入りのタオルやお人形を持って寝たりなど、
子ども一人ひとりが安心して眠ることができるようにしています。
基本的生活習慣は身体の健康な成長と気持ちのいい生活に必要不可欠なため、
毎日の生活の中で習慣づけていくことができるように、
子ども一人ひとりに合わせて繰り返し丁寧に関わるよう心がけています。
次回のほんごうタイムズもお楽しみに☆